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いつでも、どこでも、誰にでも、
快適な眠りを提供したい。
眠りのプロとして、
すべての人に快適な寝具を届ける
1925 年の創業以来、イシケンは人々の「眠り」について考え続けてきました。
眠りのプロとして、安心で快適な寝具を製造するのはもちろん、時代やライフスタイルの変化に合わせてさまざまな商品を開発。
2008 年には人工羽毛の開発に成功し、新素材を活用した寝袋はアウトドアシーンでも注目を集めました。
イシケンのものづくりに対する情熱は、決して冷めることはありません。
寝具の枠組みや固定概念にとらわれることなく、探究心と好奇心を持ちながら「快適な眠り」を追求し続けていきます。
ものづくりのまち・福山で創業した
サスティナブルな布団づくり
1925年、繊維業や鉄鋼業などが盛んなものづくりのまち・福山でイシケンは創業しました。福山は国内でも有数の繊維産地で、あらゆる技術が集積するエリア。その歴史は古く、福山藩の初代藩主である水野勝成が綿花の栽培を奨励した江戸時代に始まります。栽培した綿花から糸を紡ぎ、備後絣などの織物に仕上げていく過程で、どうしても糸にならない短繊維が発生してしまいます。その短繊維に手を加えることで、布団の製造が始まったといわれています。廃棄されるはずだった短繊維を活用した福山の布団づくり。とてもエコでサスティナブルだと思いませんか?素材を大切にすること、そして高い技術力など、地域に息づくものづくりの精神は、時代を超えて脈々と受け継がれています。
何度も危機に陥りながらも、
冷めることのないものづくりへの情熱
およそ100年にわたる歴史があるイシケンですが、これまで何度も経営危機に陥りました。2003年には中国で発生した鳥インフルエンザが猛威をふるい、羽毛原料が供給不足&価格高騰の状態に。ピンチはチャンスとばかりに新素材の開発に着手し、高性能の人工羽毛を実現しました。しかし、2018年には西日本豪雨に被災し、工場の製造機能がストップ。機械や原料は水没し、復旧に1年以上を要しました。
「今度こそもうダメかもしれない」とあきらめかけたこともありますが、シュラフという新商品の開発、クラウドファンディングへの挑戦など新たな市場を開拓し、窮地を脱却。飽くなき探究心で、一人でも多くの人により良い睡眠をお届けしたいと願っています。
寝具業界に新風を巻き起こす
サスティナブルな人工羽毛
開発のきっかけは鳥インフルエンザ
2003年に中国で鳥インフルエンザが発生し、多くのアヒルやガチョウが処分されました。そのため、羽毛原料が供給不足・価格高騰に陥り、布団業界も困窮。
「シルクの代わりにナイロン、ウールの代わりにアクリル繊維、綿の代わりにポリエステルが生み出されてきたように、羽毛の代わりになる素材が必要となる時代がやってくる」
強い危機感と使命感から、高性能・高品質な人工羽毛が安定供給を目指して、大手紡績メーカーとの共同開発がスタート。
約5年の歳月をかけて、ついに人工羽毛「Air Flake®?」の開発に成功しました。
サスティナブルな人工羽毛を独自開発
さらに、リサイクルやアップサイクル、サスティナブルといった考え方が当たり前になり、環境に配慮したものづくりが求められる中、イシケンはリサイクルPET100%の素材を使った「サスティナブル 人工羽毛」を開発にも成功しました。
単にリサイクル素材を活用するだけでなく、性能も大幅にアップ。従来品の約2倍のふんわり感を実現し、高級羽毛と同等の軽さと暖かさを兼ね備えています。
新素材が寝具の常識を変える!
一般的なポリエステルは短繊維のためワタ切れしやすいですが、サスティナブル 人工羽毛は超長繊維構造体という特徴的な形状により、ホコリが出にくいのが特長です。丸洗いできるのはもちろん、乾きやすさも魅力。また、寝具のほか、アパレルやアウトドアグッズなど、保温性・耐洗濯性・軽さが求められるアイテムへの活用が期待されています。災害時の避難所生活や車中泊、車イス利用者の方が脱着しやすい形状にするなど、防災グッズとしての必要性も実感。いつでも、どこでも、誰にでも、快適な眠りを提供したい。その想いを実現するために、今後も挑戦と成長をし続けていきます。
新たな価値を創造し、
人々の暮らしをもっと豊かに
私たちは時代の流れや価値観の変化を敏感にとらえ、お客さまのニーズに応えるべく努力してまいりました。
寝具を通して人々の暮らしを豊かにする。それこそが私たちの存在意義だと信じているからです。
いつでも、どこでも、誰にでも、快適な眠りを提供したい。
常に変化し続け、新たな価値を創造し、いつでもどんなときでも温もりと安心をお届けいたします。